2024 05,11 12:14 |
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2020 11,08 20:14 |
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大臣からGoToEat無限ループは問題ないとのお墨付きが出たので、ありがたーく使わせてもらいましょう。お金はいくらあっても困りませんで、食費を浮かせつつ、まともな食事を手に入れられるGoToEatキャンペーンは活用させてもらいます。有事の際の政府からの配給みたいなものと思えば、貰わないとね。もっとも、一時期はやった錬金術のような極端な真似は恥もへったくれもないような人がやる事ですので私はやっていません。
さて、私が使っているグルメ予約サイトは独自のポイントも付けてくれる関係上、GoToの政府からのポイントと合わせてランチでは510pt、ディナーでは1050ptもらえます。但し、ランチでは500円以上、ディナーでは1000円以上の食事が必要で、貰えるポイント以上の支払いがあればその分は当然自分の懐から出ます。それでも、通常1000円以上のファミレス料理が牛丼と同じ値段で食べれると考えれば破格です。 今いろいろと買いたいものや使いたいお金がある中で、どうやっても減らせない生きるための必要経費の一つ「食費」をワンチャン0どころか微かにプラスにできる可能性すらあるのもこのGoToEatです。実にけち臭い話は承知で、計算してみることにします。 単純に考えれば、ディナーの場合、 1000+サービス毎に貰えるポイント+決済により貰えるポイントー食事代>0 とできれば、食事をしたのにお金がもらえるという不思議な状態になります。 食事代の条件・・・税込み1000円以上。税抜きでは910円以上。 サービス毎にもらえるポイント・・・ホットペッパーでは通常50pt。Pontaポイントなので使い道は困らない。 決済方法により貰えるポイント・・・クレジットカードなどのポイントと、各種ポイントカードのTポイント,dポイント,Rポイントなど。 この中で増加させる余地があるのは決済方法により貰えるポイントです。QR決済とかのキャンペーンもありでしょう。但し、食事代ではなく支払額に応じてもらえるポイントだと、GoToEatのポイント利用の場合に支払額が僅少になるとあまり効果がありません。 ここで役に立つのは、チケットショップで買えるジェフグルメカードやクオカ―ドです。これらは1000円分を960円ほどで調達できるので、4%ポイント還元に相当します。特にジェフグルメカードはお釣りが出るという特殊性があるため、さらにお得なことができます。 例として、某和食チェーンで税抜き990円、税込み1089円の御前・セットメニューを頼んだ場合でジェフグルメカード払いで考えます。 既に入手したGoToポイント1000ptで事前値引きをする場合。 支払額1089円 貰えるGoToポイント1000pt Pontaポイント50pt ジェフグルメカード差額500-480=20円 T、楽天、d他ポイント還元額(200円で1pt)=5pt 結果:14円で990円の御前を食べれる。 事前値引きをしない場合。 支払額1089円 貰えるGoToポイント1000pt Pontaポイント50pt ジェフグルメカード差額1500-1440=60円 T、楽天、d他ポイント還元額(200円で1pt)=5pt 結果:タダで990円の御前を食べ、26円もらえる。 今回は990円で計算しましたが、理論上では910円で計算した場合が貰える金額は最大になり、T、楽天、d他ポイント還元額がゼロであっても、pt事前値引きの場合でも49円もらえる計算になります。ジェフグルメカードが使える場合は69円もらえる計算です。 それでは皆さん、感染症に気を付けつつ、良きGoToEatライフを。 |
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2020 03,03 01:51 |
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数年前、マジカルミライのチケットを初めて取ろうと思ったときにチケット高額転売の闇を嘆く記事で、チケットを最初からオークション販売したり、会場販売グッズと併せて売ることで転売を抑制できるのではないかと愚考していたわけですが、現在進行形で行われている「MEIKO & KAITOの等身大立像プロジェクト(http://blog.piapro.net/2020/02/nk2002121-1-2.html)
」を見ていてクラウドファンディングというのも手段の一つかと思ったりしています。もっとも、東京五輪を機にチケットの高額転売は規制される流れなのですが、それでもなおチケットが手に入らない嘆きが(私含め)あるわけです。 であれば、先に挙げた等身大立像ですでに800万円が集まっていることを考えると、ライブの開催もクラウドファンディングで資金を募り、それに応じた規模を考えるというのはどうなのかなと考えたわけです。思考実験としてここではマジカルミライを参考にして、幕張メッセ開催の音楽ライブで考えてみることとします。 まずは収入。 ・通常販売のチケットは1枚1万円 ・1公演5千人収容可能 ・公演回数は1日2回 この場合、2回の公演を満員にすると、チケットで入ってくるお金は約1億円です。実際はチケット販売システム等諸々の手数料が差っ引かれるでしょうけど、目安ということで。つまり、9回の公演で4億5千万円。 このほかにスポンサーや物販による収益もありますがこれらは企画展に充てるものとして一旦脇に置くこととします。 支出は謎が多いですが、はっきりわかるものが一つ。幕張メッセ使用料。 ・幕張メッセの使用料はライブ会場と企画展の2ホール分で1日約500万円 (https://www.m-messe.co.jp/organizers/guide/exhibitionhall/guide_exibition1-8) 以下は勝手な想像。 ・バンドメンバー・アーティストのギャラ 有名アーティストだと数百万とのこと。ミクさんは多分あの設備代や裏方の人、収録している中の人を考えると同じくらいかもっとかかっているかも。ということでバンメン+ボカロの合計で1公演800万ほど計上。(https://relic.co.jp/battery/articles/5548) ・大型ディスプレイやその他会場設営で1億5千万程を計上。 参考(https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/154/154056/) ・警備物販誘導等人件費 1日300人程を雇ってるとして、給与+諸経費で1人3万として900万円ほど計上 この勝手な想像で試算すると、2会場、計5日間で会場費2500+ギャラ7200+設備30000+人件費4500で4億4200万となり大体チケット収入くらいになる。 であれば、公演を1回追加するには、その公演を埋められるだけの観客若しくはそれに相当する金額が集まれば理屈の上では可能。 つまり、次のマジカルミライの開催期間決定が間に合う時期に、次回マジミラ個人協力者募集のクラウドファンディングをして、その結果から開催規模を決めることで、行きたい人すべてにチケットが行き渡るという寸法。例えば、 7千円コース・・・U18限定、U18チケット1枚(確定入手だが日程を第4希望まで入力)+限定グッズ(メイキング記録Sonoca、クリアファイルなど) 2万円コース・・・希望日程チケット1枚+限定グッズ(メイキング記録Sonoca、クリアファイルなど)or 会場物販商品事前送付(5千円相当、商品選択可) 5万円コース・・・希望日程チケット1枚+限定グッズ(メイキング記録Sonoca、クリアファイルなど)or 会場物販商品事前送付(5千円相当、商品選択可)+会場物販商品事前送付(3万円相当、商品選択可) 8万円コース・・・希望日程チケット1枚+限定グッズ(メイキング記録Sonoca、クリアファイルなど)or 会場物販商品事前送付(5千円相当、商品選択可)+ホテル宿泊プラン+会場物販商品事前送付(3万円相当、商品選択可) 10万円コース・・・希望日程チケット1枚+限定グッズ(メイキング記録Sonoca、クリアファイルなど)or 会場物販商品事前送付(5千円相当、商品選択可)+ホテル宿泊プラン+会場物販商品事前送付(3万円相当、商品選択可)+円盤化の際エンドロールにお名前orメッセージ記載 といった具合。いずれも本人確認必須、キャンセル時はチケット代とホテル代(キャンセル料差し引き)のみ返還。チケットを送るのは一番最後にしてしまうことで、ファン以外による買い占めは起こりにくくなる(これまでは1万で手に入れたチケットを2万で転売できたところ、2万で手に入れたチケット+グッズを転売するのは手間がかかる上にリスクもある)。しかし、個人的にはそれ以上に、各種の需要を可視化して調整できることを活かしてほしいと思っている。例えば、値段体系は変えないで、公演にオプションを付けて選べるようにするとか。 例として公演を ・ライブ(スタンディング)コース ・コンサート(立ち見禁止)コース の2つに分け、まずは4~5回の公演のうちそれぞれに1回ずつ割り当て、残りの2~3回は基本はライブコースとしつつ、クラウドファンディングの割合から考慮して決定するとか。ライブもいいけど、背の低い人や車いすの人、一定以上の年齢の人には座って鑑賞するスタイルもあると思う。 もう一つの例としてキャラクターでコースを分け、それぞれのキャラに応じたグッズを返礼品に入れると同時に、その割合を考慮した曲数にするなど。いっそのこと、公演自体に各キャラのピックアップ回を設けて、該当キャラのコースを選ぶとそのキャラの出演数が多い公演に割り当たるとかもいいかもしれない。キャラ人気をお金で測るようにも見えて快く思わない方もいるかもしれないが、私はCDを無駄にしない分どこぞの某握手券や投票券よりずっと良いと思う。まあ実際上はなんだかんだ言って主役は外せないのでミクは常時ピックアップにして残りを割る感じになるとは思うが。 個人的には、独唱であれば1曲、デュエットであれば(3人でも)0.5曲出演したとみなして、各キャラ1.5曲ずつ+テーマ曲の10曲を固定枠として残り10曲をミクが4,5曲、リンレン回ではリンレンが、カイメイ回ではカイメイが5,6曲埋めるといった感じが良いかなと。ルカ?うーん3曲埋めて残りはミクにしてミク回兼用で。 以上のような感じに資金集め兼チケット販売を行って、そのクラウドファンディングの結果をもとに開催規模を決める、と。 10万円コースに30人、8万円コースに100人、5万円コースに200人、2万円コースに1000人集まれば、300+800+1000+2000=4100万円です。もし、現在チケットを求めている人(最大収容可能数5000x9)の半分が2万円コースに流れると、既存のチケット販売ルートとの差額を5千円として、22500x0.5万=1億1250万の増収になります。 こうすることで、公演の内容を微妙に変えてニーズに応えたり、追加公演を行ったりする資金ができます。そして、観客側はチケットをほぼ確実に手に入れられるようになります。 当然ながら、ここでの試算に使った材料は仮定も多く、ライブのコスト計算なんて私には門外漢も甚だしいので誤っている部分も多々あると思います。ですがこの記事を書くために調べた中に、小規模なバンドが音楽コンサート資金を集める手法の一つにクラウドファンディングを挙げているものもありましたから、あながち不可能でもないのかなと思います。お金が集まった分公演数を増やすのも、疲れ知らずの彼女たちならいけるでしょう。(ネックになりそうなのは、スタッフはある程度替えがきくとしてもバンドメンバーはどうしたものか・・・ある程度は頑張って頂けるかもしれないが体力的に無理なら獅童さんよろしく電話屋に頼んで分身するのも手か?) |
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2018 09,09 15:45 |
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北海道での地震、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともにご遺族の方にはお悔やみ申し上げます。報道では映像になるからか土砂崩れや液状化などが注目を集めていますが、今回私が注目したいのはそういったものではなく、病院の集中治療室にいて、停電により重篤な状態になられた赤ちゃんや自家発電機の利用に起因する一酸化炭素中毒死、停電による都市機能のマヒ、携帯の充電のための長蛇の列といった電気に関することです。
電気は、われわれの想像以上に社会・生活を支えています。すぐに思いつくのは照明や冷房、冷蔵庫などでしょう。しかしそれ以外にも水道インフラを維持するポンプは電気で動き、携帯の基地局や通信回線網も電気が無ければ動きません。冷房はもちろん、大概の暖房機器や給湯器も制御システム周りで電気を使い、信号機や鉄道の安全システムも電気です。そして今回の地震でも少なからぬ人が停電により命の危機に陥っています。 今回の地震で北海道が全域で停電したのは、2大発電所の片方である原発が最初から止まっており、もう片方の大規模火力発電所が実に需要の半分を支えていた状況で、その火力発電所が非常停止したのが原因です。勿論、そもそも審査に合格していないだとか、地震で系統電源が停まったら原発も危ないとかいう面もあるため安易な原発再稼働論に結び付けるわけにはいきませんが、原発があったところは震度2で済んでおり、原発が動いていたら防げた、あるいはもっと早く復旧した可能性はあります。少なくとも、復旧後の需要ひっ迫と2割節電要請は防げたのではないでしょうか。そもそも、製鉄所などの大工業地域もない、人口も少ないしかし面積は広い北海道で、大規模な発電所による集中的な発電方式が良いのかどうかは議論が必要でしょう。私の考えでは、風が安定して吹くエリアでの風力、積雪が少なめの地域での太陽光、温泉発電等の小規模型含む地熱、海洋温度差等を普及の上、既存水力と火力、蓄電池代わりの揚水式水力と本州との融通で出力調整といったところでしょうか。 念のため、私は電力政策については環境・経済・安全保障などをトータルで考えるべきとの立場です。火力に頼る現状は、中東か東南アジアで海上封鎖がされたら日本のエネルギー供給の半分近くが途絶えてしまうかなりヤバイ状況と思います。もっとも、地震国日本に原発は割に合わないとも思いますので、地熱や小水力などの代替エネルギーの確保と共に緩やかな脱原発を進め、最終的に研究用原子炉以外は廃止してしまうのが良いと思ってます。 さてここまで大規模な話でしたが、ここからは個人で備える話です。病院等の医療設備の電気は必要な量も多く、また命にかかわりますが、一般家庭でも携帯電話の充電や照明といった比較的小規模の電力の有無がかなり大きな結果を生むことが今回の地震で再確認されました。情報の取得、夜の明かり、冬であれば石油系暖房機器の制御に使う電気などはそう多くの電力ではない割に得られるリターンは大きく、これらを動かす程度の非常電源があり、自宅が無事であれば自宅にいられますし、可搬式の太陽光発電式非常電源があれば、車で避難した後に携帯の充電のために車のエンジンをかけずに済みます。では、非常用電源について考えていきます。 用語として、家庭用電源はAC100V、自動車のシガーソケット電源はDC12V、と呼びます。 一番簡単な非常用電源の一つは、自動車です。電気自動車は対応する家庭側設備があれば巨大蓄電池として家に電気を供給できますし、ハイブリッド車や電気自動車をはじめとして、AC100Vのコンセントを備えている車種であれば家電をそのまま使えます。それ以外の車についてもDC12Vで動かせる機器は多く、インバータさえ購入すればAC100Vに変換することもできます。問題点は、使える燃料に限りがあり、震災時は燃料確保に難儀することが挙げられます。 分かりやすい非常用電源としては他に個人用のガソリンエンジン式発電機がありますが、これも燃料の確保や、その取り扱いの難しさが課題です。これらの事から、私は自動車を含むガソリン系の発電は安全性、燃料確保の観点からあまりお勧めできない、あるいは下記電源の補完としての最終手段と考えています。 次に考えられる非常用電源は、大小各種の蓄電池です。小はスマホ用のモバイルバッテリー、大は家庭に設置する大容量蓄電池まであります。その中間に、可搬型で、数百Wh程度の蓄電容量(数百Wの電気を1時間使える程度)のポータブル蓄電池というのがあり、1万円~10万円ほどで販売されています。スマホの充電と必要時のUSBランプ程度なら3日くらい持つでしょう。もっとも、いずれの蓄電池も発電能力はないので、ためてあった電気を使い切ったらそれでおしまいという問題点はあります。逆に言えば、個人で発電できる装置と組み合わせることで停電時にも極めて有効なものとなりえます。特に強力な組み合わせは、屋根の上に設置し、普段は売電できる系統連系型家庭用太陽光発電設備の非常独立運転とのコラボです。昼間しか使えない非常独立運転の電気を貯めて有効に使えるようになります。 ではガソリンエンジン系の発電機や系統連系型太陽光発電以外での個人が使える発電方法を考えます。 手回しラジオなどの人力発電は、懐中電灯、ラジオ、ガラケーの充電程度までであれば有効な方法です。しかし、実用レベルでのスマートフォンの充電はかなりの骨が折れる作業になります。いずれにせよ最終手段です。 スマホを太陽光で充電できると謳うUSB出力式の太陽光発電装置は、パネルの大きさによってはかなり有効に使えます。特にモバイルバッテリーとの組み合わせが有効です。但し、モバイルバッテリーの片面にソーラーパネルがついている程度だと、あまりあてになりません。スマホの充電を考えた時、USBの規格である5V、0.5Aの電力は2.5W、スマホの急速充電は5V、1~2Aなので5~10W程度の発電能力が必要です。概ねA4サイズ以上のパネル面積があれば2.5Wくらいは出力できると思います。 私も運用している独立型太陽光発電システムは、ソーラーパネルと蓄電池を組み合わせたものです。一般的な系統連系型太陽光発電との違いは、規模の大小の幅が広い事、サイズが小さければ分解して運ぶことが可能で、低電圧なら分解や組み立てに資格もいらないこと、その仕組み上蓄電が可能であることが挙げられます。中には、大規模な物を構築し、電力会社との契約を切ってしまうような方もいるほどです。田舎であれば風力や小規模水力を組み合わせるという手もありますが、都会や集合住宅だと難しいです。それでも、ベランダに置ける程度のパネルで、スマホ充電+簡易照明程度を賄えるのは大きいです。屋内でも使える安全なバッテリを選べば、燃料を使う発電機と違い有毒ガス等は発生しないです。また普段から使うことで非常時にも迅速に使えるようになります。小規模なものだとエネルギー効率の問題でAC100VよりDC12Vをメインで使う形になりますが、USB出力式のソーラー発電機と違い、AC100Vも使えます。 次は発電機です。ガソリン式発電機はデメリットが大きいと上で述べましたが、カセットボンベを燃料とする発電機も存在します。こちらであれば危険なガソリンは使わないで済みますし、カセットボンベはカセットコンロ用のものと共通ですから使い勝手もいいです。ただ、ガスを燃やしている以上、ガソリン式同様一酸化炭素中毒等には注意が必要で、閉め切った部屋で使うのは厳禁です。 私はこのほかに、焚火をしてその熱から電気を取り出しスマホに充電できるBioLiteなどのオモチャも持ってますが、労力の割に発電量が小さく、火を扱う以上屋内では使えません。 色々書いてきましたが、現状で人力発電以外の発電手段を持たない人に個人的にもっともお勧めなのは50~100Wの独立型太陽光発電です。日照量にもよりますが晴れてれば1日当たり大体150~300Wh程度の電力を用意でき、スマホの充電、照明、石油ファンヒータ等が使えるようになります。1.5~3万円程度で構築でき、普段から利用可能で、集合住宅でもベランダがあれば設置可能です。分解すればある程度運搬可能ですので、自動車で避難する際にガソリン節約の予備電源にもなります。 現在、系統連系型太陽光発電付きの住宅にお住まいで、お宅の設備に非常独立運転コンセントがあるなら、1~5万円のポータブル蓄電池がお勧めです。非常時の使い方は上で述べた通りですが、長持ちさせるために時々普通のコンセントに差して充電し、充電した電気を使用してテストしておくと良いです。 どうしても電気を途絶えさせるわけにはいかない場合、蓄電設備と共に発電機の類も導入するべきでしょう。太陽光発電などと違い燃料の問題がありますが、かかる費用に対して得られる電力は大きく優秀です。 あまりお金はかけられないけどせめて情報端末くらいは動かしたいという場合、携帯も充電できる手回しラジオとUSB出力式のソーラー発電機、モバイルバッテリーの併用がお勧めです。ちなみに手回しラジオについてはイオンのトップバリュブランドの防災用手回しラジオに優秀な物があり愛用しています。これはラジオ、懐中電灯、非常サイレン音鳴動、USBポートからの携帯電話充電の機能を持っており、内蔵充電池と乾電池の2Way電源に対応しています。内蔵充電池の充電には手回しとUSB外部電源の二つの方法があり、携帯電話の充電についても、内蔵充電池からの充電、乾電池からの充電の両方に対応します。とても使い勝手が良いです。 余談ですが、私はエネルギーを生み出したり眺めたりするのが好きです。暖炉の炎とか、焚火、水車風車のような原始的なものはもちろん、自作太陽光発電のバッテリーメーターや発電ランプも観ていると楽しくなってきます。 |
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2017 09,20 16:19 |
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縁あってつくば国際会議場周辺の昼食スポットをgoogleマイマップ上に英語でまとめたので公開します。情報は2017年9月時点の物です。気が向いたら更新するかもしれません。
This is the recommended lunch near the Tsukuba international conference Center. This information is the September 2017. online version PDF version download |
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2017 08,08 01:10 |
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私は所謂ポップ音楽に殆ど興味がありません。なのでこれまでは、嵐のライブチケットの転売がどうこうとかいうのを聞いても、何処か他人事(例えば、遠くヨーロッパのテロのニュースを見て、民間人が殺されることに憤りは覚えても、日本で起きたことではないからなんとなくスルーしてしまうのと同じ)であったのです。がしかし、今回、ボーカロイドのライブに行こうとしてチケットを購入しようとしたところ全く買えず、発売開始後数十分で転売サイトに倍以上の価格で出されているのを見て初めてこの問題の闇を見たので、事の顛末と思うことを記録しておこうと思いました。
〇顛末 まず、過去にボカロについての記事を書いている通り、私は高校生の頃からボカロのファンです。しかし、ニコニコ動画で曲を聴いたり、たまにグッズやCDを買う程度で、ライブには興味はあれども行ったことはなく、ニコ動で曲を聴く程度で満足していました。 しかしながら、大学でメディア・情報学を学ぶようになり、TGSや超会議では立体映像やVRで降臨する様々なミクさん達と出会い、さらに昨年、今年とニコニコ超会議で公演された超歌舞伎を見たことで、ステージ上で歌い・踊る彼女たちを見てみたいと思うようになりました。また今年はミクさん生誕十周年、彼女らのライブイベントであるマジカルミライは5周年、そして私は学生生活(たぶん)最後の年ということで、彼女のライブに行くなら今しかないと思い、テストも終わった今年7月の下旬、チケットについて調べた次第です。 結論から言えば、私は甘すぎました。殆どのプレイガイド先行チケット予約抽選は終了し、残っていたのはe+のみ。さらにSS席はないという始末…。それでもe+に望みを託し、全日程の抽選に参加するもあえなく玉砕。それでも私は楽観視していました。「まだ一般販売があるさ…」と。最も、4年間も情報学を学んだはずの私も、この時はすっぱり忘れていたのです。アクセス集中による購入不可問題の可能性を… そして運命の8月5日午前10時。自身の自宅回線だけでなく、リモートアクセスで大学の超高速学術ネットワーク回線も利用し(SINETの盛大な無駄遣い)、時計が10時を指した瞬間購入を開始するも、表示されたのはすべて「混みあっています」の表示だけ…そして別のブラウザで改めてアクセスできた時には、e+、ローチケともすべて売り切れ。その間3分ほど。結局、チケットは一枚も入手できず、仕方なく噂の転売サイトを覗いてみたらびっくり!私が購入し損ねたチケットが、同一ユーザーから何枚も出品されていたのです。それも定価の数倍で!ため息が出るとともに、行き場のない怒りを感じた次第であります。そして、チケット高額転売問題の闇を初めて本当の意味で知ることができました。 私はミクさんのためになら2万でも3万でも出すかもしれませんが、そのうち半分以上がミクさんと全く関係のない人間の小遣いになるのであれば話は違います。なので、定価の倍以上で出す高額転売屋からの購入はしないつもりです。するとしたら、住所特定の上殴り込みをかけるとか、警察に通報するなど何らかの戦略の上でやると思います。(警察はともかく殴り込みはできる腕力はないのでさすがに冗談だが) ↑とある転売サイトの状況。定価の数倍で取引されている上、同一出品者による複数出品も見られる。通報しても消えていないので、このサイトも高額転売の共犯者である。下の方に「転売目的でのチケット購入、販売は固くお断りさせて頂きます」とあるが、このサイト自体が転売目的なのでまったく矛盾した注意書きであり、高額転売斡旋に対する言い訳にもなってない。 〇チケット高額転売について思うところ この問題については、「転売屋は許せない」という意見の人が多い一方、「経済学的には普通」、「自由主義経済では当然」、「むしろ主催者側の価格設定が悪い」といった意見も見られます。また、「小売店や商社だってやってることは同じ」というとんでもない意見もあります。これらから、高額転売の原因について考えてみると、その歴史は、 ①イベント主催者が、急用で行けなくなった人のチケットの返金に応じるケースは少ない ②そのままチケットが無駄になるのはファンとしても心苦しいので、①のようなケースでは、他の行きたいファンに譲りたいと思う ③そして②のような需要を満たすため、様々な転売手段が用意され、あるいは使われるようになる(かつては会っての直接取引、現在ではSNS等での直接取引の他、チケット転売サイト、オークション等)。ここまでは問題ない。 ④いつしか、チケットの需要と供給のミスマッチに気づいた人が、価格を釣り上げて売るようになる。そうでなくとも、オークション形式だと勝手に値段は上がってゆく。それを見て、「これは儲かる」と考える者が現れるのは時間の問題。 ⑤そして、儲かると考えた者はあらゆる手段でチケットを買い漁って転売することを始める。 ⑥こうして、少なくない数のチケットが転売屋の手に渡り、定価とは程遠い価格でやり取りされる。 ⑦インターネットの普及は、複垢の取得による大量購入やツールでの大量購入に拍車をかけ、⑥の状況はさらに広まる。 恐らく、ネット社会になるよりも前にこの国で初めてチケットを売り買いした人は、ファン同士であって、価格も定価とほとんど変わらない適正なものだったでしょう。しかし、チケットの希少価値と需給に対して価格がミスマッチしていることに気づいた所謂ダフ屋、転売屋が、高額でチケットを売り買いするようになったのがすべての始まりです。このまま何の対策も取らないと、東京五輪チケットが定価の数倍でやり取りされるようになるのは自明と言えるでしょう。 〇(高額)転売の何が問題か ・アーティストに入るお金が減少する 例えば、ある人が自由に使えるお金は2万で、定価5000円のあるアーティストのチケットを買った場合、残り1万5千円はそのアーティストのCDやグッズを買うのに使う。しかし、転売サイトで2万円にされたチケットを買った場合、グッズを通してアーティストに行くはずだった1万5千円は、アーティストと何の関係もない人間の懐に入る。 ・ルールを守っている者が違反者のせいで馬鹿を見る 複垢の取得や名義貸しはほとんどのチケット販売サイトで規制されており、不正ツールの利用は言語道断である。しかし、現実的に規制できていない。 ・正常なインターネットインフラの破壊 複垢の取得や不正ツールの利用などは、アクセス過多などにより正常なインターネットインフラを破壊している。 ・本来、チケットを買えるべき人に行きわたらない 都内の実店舗でしか扱っていないチケットや商品なら、転売屋のやることもある程度正当化できる(流通の一翼を担うという意味で)が、それですらわざわざその店舗まで足を運んだ人の買うべき商品を奪っていることになる。ましてや、元々全国で買えるネット販売チケットを買い占めるのは、流通においてマイナスでしかなく、「やってることは商社と同じ」という主張は全く通らない ・イベント会場のセキュリティリスク チケットが、イベント運営側の把握できない不透明な経路で流通するようになると、正体のわからない人物が入ってくるリスクが増す。極端な例として、チケット販売を1月前のコンビニ販売だけにすれば、海外から来る外国人はほぼシャットアウトできるし、本人確認ありの会員制サイトでのみ販売とすれば、テロリストなどの危険人物が来るリスクは減らせる。しかし、大量に転売されてはこれらの対策は意味がない。特に五輪などの国家的イベントでは一大事である。 ・脱税、ルールを守る古物商への被害 古物商の許可を取り、ルールにのっとってやっている人や、きちんと税金を納めている人と違い、無許可、脱税の疑いが強いし、実際捕まった例もある。 ・詐欺の横行 正規でないチケット市場が広まると、当然偽造チケットなどによる詐欺も増える。また、売買に関するトラブルなどから事件に発展するリスクもある。 〇対策 イベント運営・チケット販売システム 前提1:チケットの需給のミスマッチを認め、すべての人に公平に…という理想論は捨てる。 前提2:返金も転売も認めない、転売された席は封鎖などという対応はやめ、本当に行けなくなった人への救済策をきちんと用意する。これなくして転売だけを叩いても解決にならない。 前提3:情報が高速で行き来するインターネットでの先着販売には技術的に無理がある(事実上、電子の女神が微笑むかの運ゲー)ことを認め、インターネット上では抽選販売のみにする。 前提4:チケットに写真を載せるのは無理でも、氏名の印字くらいならコストもそんなにかからずできるのでやるようにする。返金できるなら転売できなくても困らない筈。 そのうえで、 1.チケット販売サイトはネット銀行などと同じ方法で厳格な本人確認をして会員登録するようにする 2.チケット販売サイトは、扱っているすべてのチケットについて、当選者、キャンセル待ち希望者に分け、公演前(直前~1日前)であれば返金に応じ、キャンセル待ちの人に席を回せるようにする 3.この国は自由主義経済なので、いくら金を積んででも行きたいという需要はある。理想論を語っても仕方ないので、最初から公式が一部の座席をオークション形式で出したり、席の位置により金額差をつけるようにする。 4.チケットには購入者の写真や氏名を印字するか電子チケット化し、本人確認を徹底し、購入者以外を徹底的に排除する 5.尚、外国人が来ることを想定し、外国人向けの販売ルートは別に用意する。こちらは、購入時に氏名等パスポートに記載されている情報を入力してもらい、それをチケットに印字し、日本以外発行のパスポートでの本人確認を必須とする ここまでやれば転売は撲滅できると思いますが、現実問題として厳しい。であれば、次の対策方法です。 A.チケット代を上げる 需給のミスマッチを認め、チケット代を上げてしまえばいいのです。ただ上げるのではなく、会場で販売するCDなどをはじめからチケットに附属させてしまうなども手です。こうすることで、転売屋の利ざやを少なくでき、高額転売は減少します。またCDやグッズ、チケットは先に送り、キャンセル時はチケット代のみ返金とすれば、紙切れだけを転売するより転売にコストがかかるようになり、転売できなかったときの損失は増え、チケット転売のハードルを上げられます。 B.チケット代を段階的に下げる Aの亜種で、1次販売はCDとグッズ付きで10万、2次販売はグッズ減らして9万、3次販売はCD付きで5万、4次販売はチケットのみで4万、5次販売は同じくチケットのみで3万…という風に、段階的にオマケと値段を下げていき、売り切れたら終了という形にすれば、転売屋はまず出てきません。というかこれで1次販売で全席売り切れ、20万で転売されてそれが売れてるなら需給に対し価格があってないので、次からは1次販売を20万にするか、公演回数を増やす対策が必要です。ついでに、1次販売から順に好きな席を選べるようにするというのもいいかもしれません。いくらカネを出してでも行きたい人は1次で買うでしょうし、妥協して3次まで待つ人もいるでしょう。 C.販売ルートを本人確認必須のファンクラブ等に限定したうえで、顔写真入りのチケットにする AもBも、金のない奴オコトワリとなってしまうので、金のない人でも大丈夫な案。ただ今度は運がないとダメになってしまう恐れがあるので、一度もライブに行ったことがない人は優遇されるとかいう仕組みが必要になるかとは思う。 政府がマイナンバーカードを使った転売対策をするとか言ってるが、海外からイベント目当てでやってくる外国人の事を考えているかは少々心配。とにもかくにも、チケット高額転売は転売屋以外はほぼ損しかないので対策は必要だが、きちんと原因を分析し、急な用事で行けなくなった人への金銭的救済措置など細かい消費者のニーズを把握した対策が必要だと思う。ただ見せしめに転売屋をとっ捕まえたり、ましてや転売された席を封鎖したり、あるいは転売サイトを潰すだけでは根本的解決にならない。 〇高額転売屋と、高額転売チケットを買う人へ 高額転売屋は、消費者、イベント関係者すべてに迷惑をかけている。法律違反若しくはグレーゾーンであることは間違いない。それを認識しているならまだいいが、堂々と「商社と同じ」だとか、「流通させている」とかの妄言を言いふらし、自らを正当化するのはやめていただきたい。 高額チケットを買う人は、高額転売屋と同罪である事を認識してほしい。もしどうしても誘惑に負けて高額転売屋から買うなら、それは高額転売屋を増長させる行為であることを自覚し、相応の反撃を行うべきである。例えば、古物商法違反の疑いで警察へ通報したりする人が増えれば、ひょっとすると捜査が入ったりするかもしれない。 〇余ったチケットを売る人へ 一般的なチケット転売サイトや掲示板で、善意で定価でないし安価で出して、素性のわからない人物の手に渡った場合、その人物はそれを倍にして売るかもしれない。残念ながら高額転売するような輩は転売サイトに常駐し、人の善意も利用する奴らである。本当にファンの人に譲りたいのであれば、知人友人をまず当たり、自分が行く日程と同じなら受け渡し方法は入場直前に手渡しとし、それが困難な場合はいっそこちらも価格を上げ、その分購入者の希望するグッズや物(現金化しにくい物が望ましい)を入れて送る、あるいはSNS等でファンかどうか見極めるなど、貴方のチケットが高額転売屋の手に渡り他のファンが仕方なく買うことのないように、ファンとしての責任を果たすようにしてほしい。あとキャンセル可能なチケットであればキャンセルすれば、その席は公式の所に戻るので、公式が再販売なりなんなり対応できるようになる。 |
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